【徹底解説】自動車の変化・動向(電気自動車(EV)シフト)

カーボンニュートラル
ニュー太郎
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CASEという言葉を知っていますか?

カーボンニュートラル宣言に端を発した急激なEVシフトによって、自動車の変化が生じています。

今回は、EVシフトを中心に、自動車の変化・動向をチェックしていきましょう。

この記事を読むことで、

 ✓ CASE がわかる

 ✓ EVシフトの進展 がわかる

 ✓ 日本の自動車メーカーの販売車種 がわかる


CASEとは?

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まずは『CASE』というキーワードを確認してきましょう。

自動車の変化・動向を象徴するキーワードとして、『CASE』があります。

まずは、『CASE』を解説していきます。

CASE

CASEとは、

 C(Connected):自動車のIoT
 A(Autonomous):自動運転
 S(Shared & Services):所有から共有へ
 E(Electric):電動化(電気自動車)

の頭文字をとった総称です。(読み方:ケース)

「Connected」と「Autonomous」「Electric」は自動車がハード面で物理的な変化を遂げていくことを示すもので、機能としての相互関係があります。

そして、こうした技術の進化が、「Shared & Service」の基盤となるという構図です。

このCASEは自動車業界のみならず、社会全体に変革をもたらすとされています。

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『CASE』の詳細については、参考サイトにわかりやすくまとまっていましたので、

ここでは割愛します。

CASEとは|自動車業界の未来と変革を担う戦略と国内メーカーの取り組み事例

https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/column/553/

 


EVシフトの進展

CASEの中でも、特に自動車のハードウェアを大きく変化させている要素は、「Electric(電動化)」です。

脱炭素を目的とした産業政策と環境政策を背景に、自動車各社はEV(Electric Vehicle)へのシフトを進めています

自動車各社の電動化目標を見ると、日本の自動車メーカーでもEVシフトを進めていることがわかります。

カーボンニュートラル宣言とEVシフトが素材産業にもたらす変化

https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/publication/chitekishisan/2022/02/cs20220203.pdf?la=ja-JP&hash=0E8C2A36DCF056AF85A7B96766947300A629584D
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日本の自動車メーカーもEVシフトに向けて大きく舵を切っています。

それにより、巨額の投資が発生しています。


2021年に世界の電気自動車(EV)の新車販売台数が約460万台と、

20年の2.2倍に増えていることからシフトが加速していることがわかります。

EV世界販売、HV超え 昨年460万台

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59942190T10C22A4MM8000/?unlock=1
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EVの販売台数は非常に好調です。


2021年に最も販売台数が多かったのは、テスラ社のモデル3で51万台となっています。

テスラ モデル3
テスラ 2021 モデル3 スタンダードレンジ プラス

車種名;2021 モデル3 スタンダードレンジ プラス

新車価格;4,390,000円

定員;5人

車両重量;1684kg

充電 AC100V_JP:33時間20分

EPA航続距離;423(推測値)km

EPA航続距離 とは?

 アメリカ合衆国環境保護庁(United States Environmental Protection Agency, EPA)が定める基準です。

EPAは自然環境などの保護を目的とした、アメリカの行政機関です。

このEPA基準ですが、他の基準に比べカタログ電費と実走行での乖離が最も小さいと言われています。

バッテリーへの充電ロスなども考慮されており、他に比べて厳しい計測方法です。

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2021年のEVの販売台数

 第2位は、「Wuling HongGuang Mini EV(宏光MINI EV)」で販売台数42万台

 第3位は、「Tesla Model Y」で販売台数41万台

です。


日本の自動車メーカーの販売車種

各社が販売しているEV(ハイブリッドを除く)を紹介します。

テスラ社のモデル3と同様内容を示します。

日本の自動車メーカーで2021年に最も販売台数が多かったのは、日産自動車のリーフで、6.4万台です。

日産自動車
日産自動車 2020 リーフ NISMO

車種名;2020 リーフ NISMO

新車価格;4,298,800円

定員;5人

車両重量;1520kg

充電 AC100V_JP:40時間

EPA航続距離;239.7km

トヨタ自動車
2020 シー・ポッド[法人・リース専用] S

車種名;2020 シー・ポット[法人・リース専用]S

新車価格;1,650,000円

定員;2人

車両重量;670kg

充電 AC100V_JP:13時間20分

EPA航続距離;120(推測値)km

本田技研工業(ホンダ)
本田技研工業 2020 Honda e Base

車種名;2020 Honda e Base

新車価格;4,510,000円

定員;4人

車両重量;1510kg

充電 AC100V_JP;30時間

EPA航続距離;196.3(推測値)km

マツダ
マツダ 2021 MX-30 EV

車種名;2021 MX-30 EV

新車価格;4,510,000円

定員;5人

車両重量;1650kg

充電 AC100V_JP;30時間

EPA航続距離;160.9km

三菱自動車
三菱自動車工業 2018 i-MiEV X

車種名;2018 i-MiEV X

新車価格;3,003,000円

定員;4人

車両重量;1100kg

充電 AC100V_JP;17時間30分

EPA航続距離;91(推測値)km

電気自動車メーカー別一覧

https://evsmart.net/carMaker/
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日本も日産自動車のリーフを中心として、EVが続々販売されています。


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EVシフトによる素材産業にもたらす変化を別記事で解説します。

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